17万円 高く売って、1ヶ月半 車を失いました|査定額には「ついてくるもの」があります
※筆者1人の体験です。査定額も条件も、時期・車種・業者によって大きく異なります。
46歳の男性です。これまでに7台の車を売ってきました。
そのうち1台で、17万円 安いほうの条件を断りました。
結果から書きます。17万円 多く受け取り、そのかわりに1ヶ月半、車のない生活になりました。
結論:安い査定には、何かがついてきます
高いほうには、何もついてきませんでした
安いと感じた提示には、必ず条件が添えられていました。
一番高い額には、それがありませんでした。
このことに気づいたのは、7台のうち後半の数台です。最初の頃は、金額だけを見比べていました。
買取店の提示は、722万円でした
令和6年式のミニバンです。買取専門店に現車を持ち込みました。
最初は715万円。渋ったら上がりました
その場で少し考える様子を見せたところ、722万円になりました。
そして、ここからが本題です。
次の車が届くまで、代わりの車を貸してくれるという話でした
金額だけでなく、そこまで含めた条件を出してくれました。
この提案には、理由があると思います。買取店は、できるだけ早く車を引き取りたい。でも売る側は、次の車が来るまで乗っていたい。車を貸すことで、その両方を成り立たせようとしていたのだと思います。
買った値段より、2万円 高い額でした
金額の感覚も書いておきます。
1年乗って1万キロ走ったあとの提示です
722万円は、その車の総支払額より2万円 高い額でした。
1年乗って、走った分も減っているのに、買ったときより高い。そのうえ納車まで車も貸してくれる。
かなり迷いました。
スタッフの方は、強気でした
今すぐ決めてほしい、と言われました
持ち帰って考える、という空気ではありませんでした。
この即決を求められる感じについては、買取専門店の記事に詳しく書きました。
席を外したすきに、相場を調べました
ここが、この日の分かれ目でした。
スマホのアプリで、更新ボタンを押しました
gooネットのマイカー登録という機能です。自分の車を登録しておくと、その時点の買取相場が出ます。
スタッフの方が席を立ったときに、開きました。
数字は740万円に上がっていました。
目の前の提示は722万円です。もっといけるかもしれない、と思いました。
だから、断りました。
断ったときの反応も、書いておきます
少しムッとされました
そして「後で来ても同じ条件ではできませんよ」と言われました。
正直、嫌な気分になりました。
断ること自体は、してもいいことだと思っています。ただ、気持ちよく帰れるとは限りません。そこは覚悟しておいたほうがいいと思います。
そのあと、739万円で売れました
一括査定を使い、上限の額で決まりました
買取店の提示より、17万円 多く受け取りました。
買ったときの総支払額と比べると、20万円 高く売れたことになります。
その経緯は一括査定の記事に書いています。
ただし、車はなくなりました
断ったということは、貸してもらえるはずだった車も断ったということです。
次の車が届くまで、1ヶ月半ありました
その間、妻が毎日 子どもの送り迎えに使っていた車がありません。
このときの話は売り急いだ記事に書きました。レンタカーは1ヶ月半で3万円以上、カーシェアにも登録しました。
結局は実家が近くにあり、母の車を借りられたので、費用はかかっていません。
つまり運が良かっただけです。実家が遠ければ、17万円から3万円以上が出ていきました。
3つの条件を、並べてみます
7台のうち、条件を覚えている3件です。
安いほうには、何かがついていました
- ディーラー下取り:15万円 安い/納車まで半年、査定額を据え置いてくれた
- 買取専門店:17万円 安い/納車まで車を貸してくれる
- 一括査定:一番高い/何もなし
ディーラーのほうは、15万円 安いほうを選んでいます。同じ人間が、正反対の判断を両方しています。
どちらが正しいということではないと思います。据え置きも貸し出しも、相手が待つ期間の負担を引き受けるということで、その分が査定額から引かれているのだと思います。
※これは私の受け止め方です。そう説明されたわけではありません。
大切な注意です
必ず読んでください
- この記事は筆者1人の体験です。査定額も、貸し出しや据え置きの条件も、業者・時期・車種によって大きく異なります
- 買った値段より高く売れたのは、当時この車種が新車で注文できず、中古の相場が上がっていた時期だったからです。いつでも起きることではありません
- 代車の貸し出しは、すべての買取店が行っているわけではありません。条件や期間も業者ごとに違います
- 相場アプリの数字は目安です。実際の査定額とは異なります
- 特定の買取業者・ディーラーを推奨、または批判する意図はなく、名称も記載していません
まとめ
17万円を取って、分かったこと
- 買取店の提示は722万円。ただし納車まで車を貸す条件つきだった
- 最初は715万円。渋ったら722万円まで上がった
- 1年乗って1万キロ走ったのに、買った値段より2万円 高い額だった
- 即決を求められたが、席を外したすきに相場アプリを見たら740万円だった
- 断ったらムッとされ、「後で来ても同じ条件ではできませんよ」と言われた
- その後 739万円で売れた。17万円 多く受け取った
- ただし1ヶ月半、車のない生活になった
- 実家の車を借りられて費用は0円。運が良かっただけ
- 安い査定には何かがついてきて、高い査定には何もついてこない
17万円を取ったこと自体は、間違っていなかったと思います。
ただ、あのとき私が比べていたのは722万円と740万円という数字だけでした。車を貸してもらえることの価値を、金額に直していませんでした。